クレジットカードブランド、皆さん何を決め手に選んでいますか?
ポイント還元率、年会費、付帯保険、優待割引…様々な要素がありますよね。
その中でメリット・デメリットを把握して選んでいる方も、なんとな~く選んでる方もいらっしゃるかと思います。
今日はその判断基準を、JCBのケースから検証していきたいと思います。
そもそもJCBって?
日本を代表する国際的ブランド、JCB
まずJCBとは、Japan Credit Bureauという日本におけるクレジットカード業界最大手の会社です。
その会員数はというと、なんと世界で8000万人!まさに日本を代表する国際的なクレジットカード会社であるといえます。
それを裏付けるかのように、『7大国際ブランド』と称される世界のクレジットカード会社の中に唯一含めれている日本企業です。
他社との違いは?
プロパーカードを発行している
プロパーカードとは、提携のないカードということ。
通常クレジットカードとは、とある会社がクレジットカード会社と提携してサービスを提供するという形がほとんどです。
そんななか、このJCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブの3社のみが日本でプロパーカードを発行しています。
これは国際ブランドでとしてのステータスが高いからこそ成しえる技です。
とはいえ、ステータスはこれら2社には劣ります。
日本企業のため日本人にとって使い勝手がよく、国際的ステータスも持ち合わせるカードとして、
プロパーカードと提携カードの中間的存在として見られている点が、原因ともいわれています。
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*ちなみにプロパーカードはカード会社が発行するものなので、付帯されるサービスは保険や公共料金の支払い、ETCカード等の追加発行など、総合的に充実したサービスが受けられます。一方で、提携がないため、様々な企業の割引特典などは受けられません。
プロパーカードと提携カード、どちらが良い?
ステータスを求めるならばプロパーカード。
違いは、
①ステータスの高さ
そして、上述のとおり、
②保険など付帯サービスの充実
➂年会費がかかる(1000円弱、グレードが上がるにつれ高額になる)
よって、ご自身が優先したい事項に沿って選ぶと良いでしょう。
ステータスを求めるならばプロパーカードということになります。
提携カードのほうがお得な点も…
例えばポイント還元率を重視する場合は、JCBのプロパーカードの場合、還元率は0.5%(スターバックスコーヒーなど特定の条件では2.5%)。
一方で、リクルートとの提携カードであるリクルートカードの場合、還元率は1.2%。(リクルート運営サービス利用で2.2%)。
年間で30万円使うとした場合、単純計算で前者では150ポイントなのに対し、後者では3600ポイント。
大幅に差が付きます。
このように、重視する点を明確にしないと、少なからぬ損をしてしまうこともあります。
まとめ
以上のように、まずJCBを利用するうえでの大きな特徴は、ステータスの高いプロパーカードを持てること。
ポイント還元や、保険などのサービスに加え、ステータスという、クレジットカード選びにおける新たな選択肢をJCBは与えてくれます。
それを踏まえて、ご自身が何を優先してクレジットカードを使うか、明確にするのが良いでしょう。