近年、磁気定期券はほぼ完全に姿を消し、SuicaやPASMOなどのICカードが主流となっています。
いちいちパスケースから取り出して改札機に入れることなく、パスケースごとワンタッチで改札を通過できるなんて、とても快適になりましたよね。
でもそれが故に、チャージ不足で満員の改札を止めてしまった…なんて方もいらっしゃるのでは?
私はあります。(笑)こういう時のため、ビューカードでお手持ちのSuicaにオートチャージ機能を付けておくと便利です!
ということで、今日はビューカードの魅力に迫りたいと思います。
ビューカードを知ろう!
ビューカード(VIEW CARD)とは、その名の通り、株式会社ビューカードが運営するクレジットカードサービスです。本来はJR東日本のカード事業部でしたが、完全子会社化してサービスを展開しているようですね。
JR東日本のサービスなので、Suicaをクレジットカードに内蔵できることが大きな強みです。
ビューカードの魅力
①Suicaをオートチャージできる
やはりビューカードの魅力といえば、Suicaのオートチャージができる点でしょう。
このオートチャージはSuicaの残高が設定金額以下になると、自動的に設定金額がチャージされる仕組みをいいます。
しかし、適用されるのは首都圏・新潟・仙台のSuica・PASMOエリア(仙台市地下鉄のicscaエリアは適用外)に限定されるので、その点は注意が必要です。
②オートチャージでポイントもお得に貯まる。
ビューカードでは利用金額に応じて、ビューサンクスポイントが貯まります。
還元率は1000円につき、2ポイント(5円相当)とされています。
しかし、オートチャージ・定期券購入(JR東日本発行)ではこの還元率が3倍となります!!
なので例えば毎月10,000円をチャージする場合、毎月150円、年間で1800円に相当するポイントが得られることになります。
日々の生活において、どうしてもかかってしまう交通費。こうして還元できるのは嬉しいですよね^^
➂定期券機能付きカードで複数のカードを1枚に!!
定期券にクレジットカード、お店のポイントカード…たくさんのカードでお財布がかさばっていませんか?(笑)
定期券機能付きカードを使えば、様々なお店のポイントカードもしくはクレジットカードと定期券を1枚にまとめることができます。
そのラインナップをいくつか紹介すると、
・ルミネカード
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ルミネ・NEWomanでのお買い物がいつでも5%OFFになる(年に数回10%OFFキャンペーンもあり)ルミネカードと、Suicaの定期券とビューカードを一体化したものです。
年会費は初年度無料、次年度から税抜き953円かかります。
Suicaはビューカードが発行元なので、オートチャージ機能や定期券購入で3倍のビューサンクスポイントが還元されます。
その貯まったポイントはSuica、ルミネ商品券に交換できます。
交換レートはSuicaの場合、1ポイントあたり約2.5円であるのに対して、ルミネ商品券は約3.2円となっています。
なので、ルミネ・NEWomanをよく使う方は、ルミネ商品券に交換したほうがお得ですね!!
・アトレビューSuicaカード
アトレのJREポイントカードと、Suicaの定期券、ビューカードが一体化したものです。
年会費は初年度無料、次年度から税抜き477円。
アトレでのお買い物で、JREポイントが通常の3倍還元され、オートチャージ・定期券の購入でビューサンクスポイントも3倍還元されます。
アトレで年間2万円の利用で600JREポイントが還元されるため、アトレユーザーにとっては次年度からかかる年会費が実質無料とも捉えられますね。
ちなみに貯まったビューサンクスポイントはSuica・びゅう商品券への交換が可能です。
このように、複数のカードをまとめるだけでなく、お買い物がお得になるのも大きな魅力ですね。
ビューカードの留意点
このように、大変利便性が高く、ポイント還元もお得なビューカードですが、いくつかご留意いただきたい点もあります。
①お金を使っているという感覚が薄れる。
オートチャージは非常に利便性が高いです。
しかし最初に設定金額を設定してからは手続きなくチャージされていくため、クレジットカードを使っている、お金を使っているという感覚が薄れがちになります。
設定金額の設定などを慎重に検討するなど、計画的な利用を心がけましょう。
②自身のライフスタイルにあったカードを選ぶ。
上記でルミネ・アトレカードと一体化した定期券機能付きカードを紹介しましたが、
定期券機能はない代わりにビックカメラのポイントも貯められるビックカメラSuicaカード、
マイルも貯められるJALSuicaカード、そして切符が何回でも5%OFFとなる大人の休日倶楽部カードなど、
非常に多様なカードが用意されています。
それぞれの仕組みをきちんと比較して、ご自身のライフスタイルに合ったものを見極めて発行するようにしましょう^^