国民年金て国民が関わる重要な位置づけにあるかと思いますが、普通に会社勤めしている方や学生さんは意味だとか内容について知らない人も多いかと思います。そんな国民年金についてご紹介していきます。会社勤めしていないフリーターさんや自営業を営む方は必見です。
国民年金未納だとどうなる?
日本にいる以上、国民の義務として支払わなければならない国民年金。この国民年金が未納の場合、催促状として支払いを促されることになりますが、このまま未納にしておくとどうなるのかについてまとめてみました。
- 強制的に徴収されることが起きる
未納のままだと国民の義務ですから当然の如く、徴収を余儀なくされる事態になってしまいます。どの道支払わなければならないということですね。また、2015年度より、国民年金の未納者からの強制徴収する動きが拡大されています。預貯金や大切な財産を差し押さえられてしまわないように気をつけなければなりません。
- 年金受給額の減額
強制徴収だけにはとどまらない国民年金の未納・滞納は将来老後受け取ることになる年金の受給額が減らされてしまうという事態にも発展します。国民年金とは、20歳から60歳まで国民年金を納めた人は65歳より満額の老齢基礎年金を受けて、仕事の引退後でも生活していけるようになるもの。しっかり、老後のことも考えて、国民年金の重要性を理解していただく必要があるということですね。
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そして、国民年金は厚生年金とは、異なり自動で自分の給料から天引きされるわけではないので、必ず自分の家計簿等の収支にいれなければならない項目となりますので心得ておくようにしましょう。
国民年金基金とは?
国民年金には、大きな括りの中に国民年金基金というものも存在します。国民年金基金とは、老後において受給できる老齢年金に加え、更なるゆとりある老後の生活を送るための年金という位置づけになっており、上乗せさせたものになります。こちらの年金基金は任意での加入になっており、少し生活の余裕のあるかたは老後で受け取れる年金をより多くもらえることになります。加入時のデメリットは一度入ったら抜けられなくなるということ。2年間の猶予はありますが、支払いを余儀なくされるため事前に今後の生活と向き合ってからご加入の検討をする必要があります。
国民年金免除とは?
どうしても生活的・経済的に支払い困難な人への救済として国民年金免除というものもあります。具体的には、収入の減少や保険料を納めることが難しい場合に手続きを行えるようになっています。万が一のことが起きたときにもこれを知っておくだけでも大分違うかと思います。
以上で国民年金について紹介させていただきました。国民年金て義務だから支払わなければならないといった単なる理由だけでなく、老後だとか将来に向けた取り組み、そして、万が一職業を失うといった事態への救済にもつながるものなんだと受け取ってくれれば幸いです。
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